空間図形のコツ 1

 二等辺三角形なら多少上手い下手はあっても誰にでも描けますが、立体はむずかしい。ぼくは朝「ちい散歩」というテレビを見ながら食事をしますが、地井武男さんの絵手紙も色の感覚はいいが立体が下手です。
 ぼくの経験では立体のかき方を誰かに習った記憶がない。数学の先生はもちろんのこと、美術の時間にも習ったことがありません。美術の先生は半分芸術家ですから、教えることを計量化したりマニュアル化しようなどと思わない。だから写生をしている子供の後ろで「元気がいいね!」とか、訳の分からないほめ方をします。ぼくは反対に数学として立体図形を考えてきた。皆さんは誰かに習ったことがありますか? ある程度描ける人ならこれを読めば、きっとさらに上手くなるでしょう。(初心者・低学年用はまた後で載せます。)

⑴ 地平線の高さ・目の高さ
 図の2枚は地平線までつづく道と電柱を目の高さを変えて描いたものです。地平線の高さがこれを描いた作者の目の高さです。だから左の絵の作者の身長は電柱の高さとくらべて4~5mになる。人間の身長はそんなに高くないからこの図は「下手」です。逆に身長が犬くらい低い目線でもかいても下手とは言われません。上手くかくには、まず地平線を低くしましょう。

$こくばん塾 生田英数会 塾長のブログ-地平線と視点の高さ