描くコツ・解くコツ 平面図形 3

④ 図は短時間で完成させる
 考えなしに図を描いてはすぐ消す、初心者はこれだけで時間を使います。まず「1度で完成させる」という決心を持ちましょう。次に、誰でも必ず失敗しますから、それでも消しゴムを使わないように、ものすごく薄くかきます。薄くかけば円が多少でこぼこでも、最後に濃く書くときに直せば全く気にならない。また気持ちも楽で自由だから補助線や発想が浮かびやすい。ところがこの簡単な「薄く書く」がなかなかできないのが人間です。

⑤ 静かな図をかこう
 図はその奥に隠されているものを見つける道具ですから、摩周湖のように静まりかえっていなければなりません。だからぼくは生徒の板書にも、最後の解答以外赤いチョークは使わせません。仮定はすべて静かな緑色のチョークを指定しています。それ以外にも点線は書くな、薄い実線にしろとか、点の座標を (5, 2)のように書かないで、x, y軸に5, 2と分けて書けと指導しています。x軸に5とかけば十分で (5, 0)と書く必要などありません。またx, y軸の目盛り線はよく書かせますが、無精ひげのように長いと注意します。その結果、2ヶ月もたつと生徒の図は劇的に向上します。例外はいつも小さな図しかかかない人間です。

$こくばん塾 生田英数会 塾長のブログ-平面図形のコツ3